浄土宗薬王山 養生寺
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養生寺について

養生寺について

養生寺は正式名称を「藥王山やくおうざん 長命院ちょうみょういん 養生寺ようじょうじ」と称し、正保二年(1645年)に開かれた370年以上の歴史をもつ浄土宗のお寺で、現住職で第二十九世住職になります。春は境内に桜が咲き、5月末〜6月上旬には境内側を流れる黒川で多くのほたるを見ることが出来る大変自然豊かな場所に位置しています。

浄土宗薬王山 養生寺

宗派

浄土宗

本尊

阿弥陀仏(阿弥陀如来)

宗祖

法然上人

教え

阿弥陀仏の平等のお慈悲を信じ
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ」と
み名を称えて、人格を高め、
社会のためにつくし、
明るい安らかな毎日を送り、
お浄土に生まれることを願う信仰です。

お経

お釈迦さまがお説きになった
無量寿経むりょうじゅきょう
観無量寿経かんむりょうじゅきょう
阿弥陀経あみだきょう』の
三部経さんぶきょう
よりどころとします。

宗歌

月かげの いたらぬさとは なけれども 
ながむる人の 心にぞすむ
(意訳)月の光と同様、阿弥陀さまの慈悲の光も
届かないところはないけれども、
それに気づこうとする人の心にこそ、
注がれることよ。

住職挨拶

「私の“いのち”」は「私だけの“いのち”」ではありません。
今私たちが生き、生活できるのは、父、母、ご先祖さまがいのちをつなげてくださったおかげです。
日々の生活のなかで、ご先祖さまよりいのちのご縁を頂いたことに感謝し、浄土宗を開かれた法然上人のお念仏の教えをとおして、皆様が明るく安らかな日々を送られることを祈念いたします。
また養生寺がその集いの地になれれば幸いに存じます。合掌
略歴 昭和50年(1975年)9月26日生まれ。大正大学大学院 浄土学 修士課程修了後、東京教区九品仏浄真寺、大本山善導寺に奉職。平成30年5月養生寺第29世住職に就任。
浄土宗薬王山 養生寺
養生寺第二十九世 梁井博之

年間行事

  • 修正会しゅしょうえ(元旦)

    一年の安寧と幸福を願い勤める法要です。

  • 春彼岸(春分の日を中心とした前後3日間)

    現世の向こう岸(彼の岸=極楽浄土)にいらっしゃる阿弥陀さま、そしてご先祖に思いを致し、お念仏と共にご供養を勤めます。お檀家さまのお宅にお伺い致します。

  • 花まつり(4月上旬)

    お釈迦様の誕生を祝う法要と共に、皆様と共に桜の鑑賞を楽しみます。

  • 御忌会ぎょきえ(5月最終日曜日)

    浄土宗を開かれた法然上人の恩徳を偲び勤め、共にご先祖さまのご供養を勤める法要です。「御忌ぎょき」とはもともと、天皇や皇后の忌日法要に対する敬称でしたが、徳の高さを称えられ、室町時代より法然上人の忌日を「御忌ぎょき」と呼ぶようになりました。

  • 施餓鬼会せがきえ(8月8日)

    「おせがき」とも呼びならわされています。
    餓鬼道に堕ちて苦しむ人々に飲食おんじきを施して供養する法要です。その功徳を振り向けてご先祖様のご供養を勤める法要です。

    施餓鬼会
  • 孟蘭盆会うらぼんえ(8月9日〜15日)

    お檀家さまのお宅にお伺いし、極楽浄土からお家にお迎えした亡きご先祖さまのご供養を勤めます。

    孟蘭盆会
  • 秋彼岸会(秋分の日)

    太陽が真東から出て真西に沈みます。その日没の場所を極楽浄土と思い、その地にいらっしゃるご先祖さまのご供養を勤めます。本堂にてお勤め致します。

    秋彼岸会
  • 十夜会じゅうやえ(10月最終日曜日)

    「お十夜」とも呼びならわされています。
    『無量寿経』に説かれる「この世において十日十夜の間、善行に励むことは、仏の国で千年間善行を積むより尊い」との教えに由来し、お念仏を称えると共にご先祖さまのご供養を勤める法要です。
    “月影や 外は十夜の 人通り” 正岡子規

    十夜会
  • 除夜じょやの鐘(12月31日)

    「除夜」とは「旧年を除く」の意。一年の最後の夜、新しい年を迎えるに際して鐘を撞きます。人が持つとされる煩悩の数(108)を撞き鳴らします。どなたでもお撞きになれます。

施設紹介